2005年11月29日

終わってしまった話

一番の涙は意外なことに告別式での最後の見送りであり、その後の収骨ではそれほどでもなかったり。
というわけで、従兄弟が亡くなりました。享年35歳。

会社では鉄道車両の設計を担当しており、療養のため退職しました。
葬儀では、上司の方々から「彼でなければ任せられない仕事もあった、容態が落ち着いたらいつでも復帰させる準備は出来ていた」という言葉がありました。

あらゆる才覚に富み、誰からも好かれ、いつも穏やかに笑っていた。
そんな彼が、なぜその親よりも先に死ななければならなかったのでしょうか。

肺病で、いつも血の混じった痰を苦しそうに吐き出して、息もまともに出来ないのに、それでもつらそうなそぶりなんてほとんど見せないで。
どうして、そんな苦しみを背負わなければいけなかったんでしょうかね?

…と、いうわけで、そんな従兄弟が安らかに眠れることを心から祈ります。
天国だか浄土だか知りませんが、今いる場所で思う存分深呼吸が出来ますように。

ついでに、今回も含めて親族二人が肺病で亡くなっているにもかかわらず、タバコを吸い続ける親戚達がとっとと禁煙してくれることも願います。

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